月が人間や地球に与える影響については、実はいまだに充分には分かっていない部分も多いようです。
世界中の火山の噴火日を調べた結果によると、噴火が満月や新月の頃によく起きるそうです。この月の運行と噴火の関係は、月が地球に及ぼす重力(潮汐力)によって証明されるそうですが、人間や他の生物に与える影響、例えばホルモンリズムについて影響などは、まだハッキリとは分かってはいません。
ただ、満月と新月のときに最大になる潮汐力によって、海には大潮が訪れます。海の生物は、この大潮と小潮の15日間の周期のリズムを持つものが沢山います。例えば、河口近くの陸上に住むアカテガニやベンケイガニは、満月や新月の大潮の夜に、海岸に集まって幼生を海に放ちます。満潮後に幼生を放てば、引き潮に乗って遠く沖合いに流れていくことが出来るのですが、どうやってこのカニたちは生体リズムを月の公転周期に合わせているのか、いまだに謎とされています。
人間への影響についても、さすがに狼男を信じている人はもういないと思いますが、交通事故や殺人事件との関連性など、感情に与える影響などを研究している精神学者もいるようですが……。けれども、明確に解明されないからこそ、月の神秘が保たれているのかもしれませんね。